パク・コニョン独占インタビュー(2013/3/21配信)

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ソン・チャンウィ ードラマ、シンドロームでは3年ぶりのドラマ出演でしたね。出演を決めた理由は何ですか?

 医療ドラマだからです。私が医者になることが母の夢でした。医者になれなかったから、ドラマで親孝行をしたんです。それに普段から医療ドラマに興味がありました。


ーお母様の夢を叶えるために出演したということですか?

 そうじゃなくて役柄が気に入りました。それに医者だし、脳外科という点にも惹かれました。


ーコニョンさんはカン・ウニョン役でした。

 まるで他人事みたいだ。


ー時間が経ってますので…。ドラマを全部、拝見しましたが…

 本当に?


ーなぜそんなに驚かれるんですか?

 私は見てないので…。


ーすごく面白かったし、目を使った演技が印象的でした。役柄を説明してください。

 彼は暗い過去を背負っていて、復讐を果たすために医者になった人物です。だから、医術に対する理想は持っていません。ある人物に復讐することが医学を学ぶ原動力です。だからウニョンはあらゆる面において、徹底的に感情を押さ込み、復讐だけを考える人物です。


ー実力ある脳外科のチーフレジデント役でしたが、専門職ということで、特に気を使ったことや研究をした点はありますか?

 台本を読んで、ドラマの出演を決心してから本屋に行って医学書を物色しました。買うつもりだったけど高かったんです。写真付きは超高価で…笑ってもいいんですよ。だから本屋で医学書を読みあさったんです。専門用語の意味をメモしたり、写真を撮ったりしながら。そして医学用語辞典を買ってきて、家で調べながら勉強をしたんです。ほとんど聞き慣れない言葉だし、医者が自然にしゃべれないとシャレにならない。だから、前もって練習をしました。

 そして撮影現場に監修の先生が常にいて、台本に専門用語が出たら助言を聞きました。例えば「側頭葉」。プレゼンテーションの場面を撮影するのですが、側頭葉がどこにあるのか分からないわけです。先生と勉強をしたら、作家にも電話をして言葉のイントネーションまで細かく聞き撮影をしました。

 そこまでこだわった理由があります。医者がこのドラマを見るのは考えにくいことだけど、まったくありえないとも言い切れない。だから医者が見ても納得できるように、些細な言い回しにまで神経を使ったんです。


ー細かなところまで勉強をされたんですね…

 実際に、何と言うんだったっけ?手術をする時に髪の毛を剃って頭皮を開けば頭蓋骨が出てきます。その頭蓋骨にドリルで穴を開けて切断すれば、骨がパカっと外れます。それから硬膜を剥がすと中にある脳が見えるんです。それを何度も練習しました。そして閉頭の練習もたくさんやったんです。

 だからドラマが終わるころ、監修の先生に実際の手術もこなせると言われました。


ーソン・チャンウィさんもたくさん勉強したそうですね。

 ウソです。全部冗談です。


ーお2人はライバル意識があって先を争っていたのでは?

 チャンウィはまだまだです。いつも私が注意したんです。“縫合が下手だ”とか


ー縫合ですか?

 縫合が下手だと傷跡が残るんです。繊細なんです。


ーソン・チャンウィさんは長年の親友だと聞きました。劇中では恋敵でしたが、共演していかがでしたか?

 大学の同期です。卒業してお互いプロになったわけですが、学生時代の友達と同じ舞台で活躍できるのは、大きな喜びです。シンドロームでは私が先輩という設定だから、普段も敬語を使えと言いました。


ーチャンウィさんもこの前のインタビューで同じことをお話されてました。先輩気取りでイラついたと。

 また文句を?役作りのためだったんです。チーフとレジデントだから、普段も劇中の関係でいようと思い、冗談のつもりで言ったんです。文句を言いながらも敬語を使ってくれました。


ーコニョンさんが俳優になった動機は?

 私は高校生の時に、アカペラサークルの部員でした。学園祭の時に初めて舞台に立ったんです。息が止まるほど緊張しました。でも初めて自分の存在を感じたんです。普通の平凡な学生だった私が、人生で初めて味わう新しい経験でした。そして私に出来ることを考えたら、手当たり次第何でもやりました。法則局のショープログラムで補助もやってたし、いろいろやりました。


ー俳優になる運命だったんですね。

 今もいつまでやれるのかたまに考えます。でも自分にやれること、やりたいことを考えても、何も思いつかない。俳優じゃなかったら、どうだったんだろうと。しかし他の仕事は、まったく浮かびません。俳優じゃなかったら消えてなくなりそうです。


ー日本のファンに「シンドローム」の見どころを紹介してください。

 どの医療ドラマよりも、リアルに近い手術場面に注目してください。そして、登場人物の複雑な人間関係も、存分に楽しめるドラマにだと思います。複雑に絡み合った人物が。そして病院に行った時に体験したことや、患者や医者の微妙な感情も共感できると思います。患者を救えなかった医者の無念、生きていたいと願う患者の思いがよく描かれたドラマです。


ーご自分の演技についてアピールしたい部分はありますか?

 医者としてのカン・ウニョンは望みのない患者のために無謀な挑戦はしません。家族と最期を過ごせるのが最良だと考えています。


ーそんなウニョンの内面の演技に注目して頂きたいと?

 そうですね…それだけじゃなくて、劇中の様々なウニョンを楽しんで下さい。


ー日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 皆さん、こんにちは。「シンドローム」で皆さんにお会いします。ドラマを楽しんで声援を送ってください。