ソン・チャンウィ独占インタビュー(2013/3/27配信)

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ソン・チャンウィ ードラマ、シンドロームは魅力的な登場人物や人間味あふれる物語で人気を集めました。出演を決めた理由は何ですか?

 医療ドラマは初めての出演でした。前から医療ドラマに興味を持っていて、医者を演じてみたいとずっと思っていたんです。前回のドラマでは、職業が医者という役柄を演じましたが、病院の中で医者の生活を中心に展開する本格的なドラマをやりたかったんです。ちょうど「シンドローム」の脚本を頂いたので、監督にやりたいと言って出演することになりました。


ー白衣を着てみたかったのでは?

 「人生は美しい」という作品で着たことがあります。ゲイという役柄で。職業が内科医でした。白衣が目的じゃなくて、医者の生活を体験してみたかったんです。大変じゃないですか。一生懸命に勉強しなきゃならないし、患者のために頑張ってる。

 そんな医者の喜怒哀楽が知りたかったんです。私たちが知らない病院での医者の生活。医者としてのつらさや悲しみ。それからラブストーリー。そんなことに興味がありました。


ーチャ・ヨウク役では茶目っ気がある優しいまなざしの演技がとても印象的でした。どんな人物なのか簡単に説明をお願いします。
 
 チャ・ヨウクは医者になるための強い心臓を持ち合わせていない人物です。職業にはある程度の適性が必要だけど、彼はメスを握るのが苦手なんです。むしろ美術が好きで心の自由や人間味を訴える傾向があります。

 ドラマの中で1人の患者に同情して人間的な温情をかけます。でも病院の原則は1人よりは多数。感情よりは冷静な判断を重視します。それは患者のためなんです。“人間ではなく獅子の心臓を持つべきだ”という先輩医者のセリフがありますが、ヨウクはそれを認めようとしません。

 そんな中で医者として成長し、だんだん手術室にも入れなかったのに、それを克服するんです。そんな人物です。


ーチャ・ヨウクは人間味があって医者には向いていない人物との事ですが、ご自分と似た部分はありますか?

 私と?もし私が医者なら、彼ほど人間的にはならないと思います。ヨウクは人間的すぎましたね。もともと美術をやってて医者になったんだけど、彼の父親も分かってるんです。医者に向いてないと。

 でも父親も母親も医者で、彼も医者以外の道は許されなかった。私なら問題なく医者が務まると思います。その点はヨウクと違うんです。感性的だという点はヨウクと同じですね。だからずばり言うと、彼の感性的な部分は私の中にあるものです。


ーチョ・ジェヒョンさんはドラマの中で悪役を演じていらっしゃいました。脳地図を作るという自分の目標のために患者を利用する役柄でしたが、同じ演技派俳優として共演されたご感想は?

 今回が初共演です。私の父親役でした。演技もお上手で芸能界の先輩ですが、まだお若いので私の父親は無理がありますが、撮影現場ではとても気楽に接してくれたんです。だから冗談を交わしながら楽しく撮影できました。

 でも演技をする時は憎たらしい父親に一変します。目の色もすっかり変わって、撮影中はずっと陰湿で怪しい光を放つんです。驚きました。経歴もすごいですし、学ぶ点が多いと感じました。私にとてもよくしてくれたんです。何度か一緒に飲んだこともありますし、いい思い出が多いですね。


ヨウクの恋敵であるパク・コニョンさんとは以前からの親友だと聞いています。今回はパク・コニョンさんが先輩役でしたが、共演した感想を教えてください。

 感想ですか?すごくイライラしました。同期なのに先輩を気取って“挨拶しろ”と。もちろんドラマでは仕方なく挨拶をするけど、普段も先輩を気取って楽しんでるんです。すれ違うと“挨拶しろ”とか言って。


ー普段もですか?

 そうなんです。本人は役作りだと。でも面白かったです。撮影も楽しかったし。パク・コニョンさんとは一緒に舞台公演をやりました。「若きウェルテルの悩み」でダブル主演でしたが、劇中に「分からない」という歌があるんです。

 撮影場に現れて私と目が合った瞬間、互いがゆっくり近づきます。“分からない、理解できない”と歌いながら。ヘジンさんはそれを見て“聞き飽きたからもうやめて”と。撮影現場で気がめいったりすると、いつも歌で解消します。


ー撮影現場で公演を?

 公演というより、現場の重苦しい雰囲気を和らげるためです。


ー韓国のドラマ撮影は全般的に過酷ですが、「シンドローム」の撮影とミュージカル「エリザベート」を並行なさったと聞きました。何か特別な健康管理をされていましたか?

 「エリザベート」に出演してる時に「シンドローム」を撮りました。同時進行でしたね。ところが、当時は冬だったから体力的にきつかったし無理をしました。でも「エリザベート」のトート役は前からすごくやりたいと思ってたんです。ドラマもやりたかったので悩んだあげく“2つともやってみよう”と決断しました。

 それからは戦争でしたね。特にドラマの撮影は日程も厳しいですし、手術シーンだと準備することも多い。それに撮影は徹夜で場所も遠いんです。公演はソウルだし、朝、家に戻って仮眠を取り、点滴を受けに行きます。それから公演会場に向かいます。点滴は30回くらい受けました。


ーそれは大変でしたね…。

 なぜ点滴を受けたかと言うと、寝不足だと声が出ないんです。点滴1回のカロリーがソルロンタン1杯と同じだとか。その時、5キロ太りました。今は全部落として元の体重です。


ー点滴で太ったと?

 私はそう思ってます。2つの仕事を同時にやりながら、やりがいも感じました。両作品とも好評だったし、皆さんに愛されて大変感謝してます。でもすごく大変だったし、必死でしたね。


ー秘訣は点滴ですね。

 はい。そうです。


ーファンの皆さんにメッセージを…。カメラに向かってお願いします。

 はい。お久しぶりです。声援に感謝しています。もうすぐ「シンドローム」が放送されると聞きました。撮影の時も楽しかったです。ドラマを見ればそれが皆さんにも伝わると思います。良いドラマなので楽しんでください。天気も寒いし、厳しい時期ですが、体をいたわって楽しい気分で1日をお過ごしください。皆さんの幸せをお祈りします。