チャン・ドンゴン×キム・ハヌルインタビュー!(2013/5/8配信)
チャン・ドンゴンさんとキム・ハヌルさんのオリジナルインタビューは、5分15秒あたりからスタートします。ー初共演の感想は?
チャン・ドンゴン:キム・ハヌルさんにはかなり助けられました。私はラブコメでぃのジャンルは初めてでしたし、ドラマもとても久しぶりでした。キム・ハヌルさんは、こういうジャンルの経験も多く、コミカルな場面も多かったので、ハヌルさんは私より後輩ですがたくさん助けてもらって、頼りにしていました。
キム・ハヌル:そういう部分もありました。(笑)でも、私はこれまで自分より年下の俳優とラブコメを演じてきましたが、チャン・ドンゴンさんは私より先輩です。今、私に助けられたとおっしゃいましたが、実際の現場ではその存在感だけでシーンに深みが増しました。明るいラブコメでぃですが、軽々しい雰囲気にならず、とても深みが出ました。そんな中で演技ができたので、楽しい現場でした。
ーお互いの出演シーンで好きなシーンは?
チャン・ドンゴン:キム・ハヌルさんのシーンでは、テサンに片思いしていたイスが、ドジンを愛している自分に気づき、家で一人でわんわん泣く場面。その場面がとてもよかったです。演技を現場では見られず、テレビで見たのですが、ビックリするほどその場面を上手くこなしていました。
視聴者からすると、イスに裏切られたような気もしますよね。片想いの男を胸の奥にしまって、他の男のもとに行くというのは。でも、あの場面で視聴者を納得させられたと思います。とてもいいシーンでした。
ーキム・ハヌルさんは?
キム・ハヌル:ポデト…!(笑)冗談です。とても楽しみだった場面です。それはさておき、私は…私はドジンがイスの気持ちを拒む場面が好きです。イスがドジンをちょっと…ドジンは本気で靴を贈ったのに、イスがその気持ちを無視して利用したような場面があります。私が違った形で靴を履いたので、ドジンは裏切られたという気持ちから…イスの想いを拒絶しようとして、長いセリフを言うんです。
ドジンが自分の年齢や状況を考えて、君を好きだったけど諦めると言って車に乗り、私は背を向けて歩いて行く場面です。車から…今思い出してもグッときますね。サイドミラーを動かしてイスを見つめるシーンがよかったです。
ー共演して気づいた相手の“真の姿”とは?
チャン・ドンゴン:ぬけたところもあって…
キム・ハヌル:私が?(笑)
チャン・ドンゴン:とてもサバサバしていて正直で、撮影現場でもそうでした。楽しい場面の撮影現場では本当に楽しい雰囲気で、感情的なシーンやまじめな場面の時は厳粛だったりもして、そんな感じでした。
ー現場でのドンゴンさんは?
キム・ハヌル:私はドンゴンさんの良い面をたくさん見ました。ドンゴンさんの姿を見ながら、私も見習うべきだと感じました。撮影のときは本当に疲れます。眠れないし、演技に関するストレスもあります。もちろん楽しさもありますが、負担感も大きくて、ナーバスになることが多いです。私はそれが顔に出てしまうし、“こうしてくれたらいいのに”と、周りに言ったりもします。
ドンゴンさんは、撮影シーンも多く一番大変な立場でした。体力的に、誰よりもつらい状況にもかかわらず、一切顔に出さずに、スタッフと相手役を常に気遣っていました。疲れると人はワガママになるし、簡単なことではありませんよね。私はそういう面があるのですが、ドンゴンさんは最後までそんな姿を見せませんでした。
そんなドンゴンさんを見ながら、私も他の作品をやるときには自分も後輩たちにこんな姿を見せていきたいと思いました。
(自分に拍手をするハヌルさん。)
チャン・ドンゴン:普段もそうやってひとりで拍手するの?
キム・ハヌル:そうかも(笑)
ー日本のみなさんへメッセージ
チャン・ドンゴン:「紳士の品格」は韓国でとても愛されました。日本の皆さんにも気に入っていただけたら幸いです。個人的に「イブのすべて」というドラマも、日本の皆さんに愛していただきとても感謝しています。12年ぶりのドラマ復帰作をどうぞご期待ください。ありがとうございます。
キム・ハヌル:いい作品でご挨拶ができてとても嬉しいです。韓国でもとても愛されたドラマなので、日本の方々にもたくさん愛していただけたら嬉しいです。