オ・マンソク独占インタビュー(2013/1/30配信)

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オ・マンソク ー「乱暴(ワイルド)なロマンス」はロマンティック・コメディやサスペンスを含んだ内容になっていますが、このドラマの見どころはどんなところでしょうか?

 登場人物の感性や気持ちの微妙な変化とそしてそれがどう表れてくるのかが見どころですね。それぞれの背景をもったキャラクターが現在から未来にかけてどう変わっていくのかそこをよく見てほしいですし、そこがこのドラマの魅力だと思います。

 起きる事件は派手ではないですが、その事件には必然の理由があって、そうせざるを得なかった人物の環境や背景、これらを一つ一つ見ていくのもこのドラマのもう一つの魅力だと思います。


ージン・ドンス役として、もしくはそれ以外でお気に入りのシーンはありますか?

 ジン・ドンスとして好きなシーンは、引退を決心してロッカールームで私物を整理し、最後に写真を片付けて涙ぐむシーンがとても好きですね。それから日本で妻に引退の決意を告げるシーンがあるのですが、霧の中で語り合うあのシーンも思い出に残っています。ジン・ドンスではなく客観的にみた場合だとイ・ドンウクさんとイ・シヨンさんがケンカでやりあうシーンがとても面白かったです。


ー日本で撮ったシーンですよね。シヨンさんはいい所だったとおっしゃってました。

 はい、とてもいい所でしたね。


ードラマの撮影中はかなりハードだと思いますが、どのように健康管理をしていましたか?

 健康管理のために特に気をつけていたことはありません。なくて申し訳ないくらいです。一週間に一回はサッカーや野球をする程度で試合をするチームがあるんです。そのくらいですね。最近では少食を心がけています。


ー以前お会いした時よりもかなり痩せられましたよね?

 ミュージカル「ヘドウィグ」のために8キロ痩せました。


ー「乱暴(ワイルド)なロマンス」のときよりも細いんですね。

 はい、痩せました。「乱暴(ワイルド)なロマンス」の時より5キロは減ってます。


ーその方法は?

 炭水化物を摂らないんです。ご飯の量を最初は1杯。次は3分の2。次は半分、次は3分の1、次はサラダだけというふうに1ヶ月間こうした食事コントロールで減らしていきました。今はほとんど炭水化物を摂らないです。


ーマンソクさんはムードメーカーのようですね?

 わざとそう振る舞っているわけではないけど、撮影は楽しくてやりたいって思っているし、それがいいと思っているんです。撮影現場は楽しくてこそ作品もいいものができるから。冗談とかもよく言うほうですね。楽しむために生きているわけだから、楽しくやろうと思っています。


ー冗談とかも率先して言うような、そういう主義なんですね?

 はい、そういうほうだと思います。


ージェシカがムヨルに再会して飛びつくシーンでは監督から特別に指示があったのですか?メイキングではマンソクさんとドンウクさんが指導しているように見えましたが?

 特に指示はありませんでした。あの日はたしかジェシカさんの撮影初日でちょっとぎこちない雰囲気だったんですね。なので楽しくやろうよってことで即興で出た演技だったんです。ドラマ映像を見ましたが、本当にセミが木に止まるように飛び上がって抱きついていましたよね。ジェシカさんがとっても身軽で驚きました。ジャンプ力もすごかったですね!


ーお二人のアイディアだったんですね。

 即興で、そうなりました。


ードンスとマンソクさんの似ている点と似ていない点は?

 ジン・ドンスは素晴らしい人物ですが、完璧ではない部分もありました。野球の才能には恵まれず最後は引退しますよね。公平じゃないですか?すべてを兼ね備えることはできないからです。ドラマの中のジン・ドンスは、普段の僕よりも心の温かい人間だと思うけど、僕はジン・ドンスより、もう少しいたずら心があって明るいと思います。

 共通点は好きなことにハマってしまうところです。違う点は、僕は俳優の才能が豊富なわけではないけど、ありがたいことにまだ現役だということです。運動選手と俳優の特性はかなり違うけれど、現場で僕はまだ俳優をやれているという点が違う点ですね。野球選手よりも俳優のほうが恵まれた職業だと思ったりします。野球選手は引退時期を悟ったら自ら引退しなければならないし、周りの意向で引退を決めなければならない時もあります。悲しいところですよね。


ー俳優になったきっかけはなんですか?またこれまでの俳優活動についてどう思いますか?

 俳優を夢見るようになった特別なきっかけって実はないんです。僕の心の深いどこかにずっと漠然とした関心があったんだと思います。それでもあえて言うなら小学校のとき国語の教科書に出ていた戯曲「うさぎの裁判」で旅人の役をやってものすごく褒められたんです。「子どもにしては演技がうまいな!」って。

 それがたぶん僕に何ともいえない自信をくれたんだと思います。褒められると楽しくなって、もっとうまくなりたくなったし、配役が決められて台詞を読むということ自体も子どもながらに面白いなあって思いました。他の子よりも上手と言われてもっと面白くなって、小学校6年生の時に教会での宗教劇に出たり、中学生の時は自分で戯曲を書いて友達と劇を作って発表したり演出したりしました。

 高校では演劇班に入って演じていたので、自然にこの道に進んだんだと思いますね。自分の持つ才能から比べれば僕はとても恵まれていると感じます。自分が期待していた以上の今に満足しながら、幸せな気持ちで生きています。


ーずっとひとつの道を進んできたんですね。

 そうですね。


ーほかに誘惑はなかったですか?

 子どもの頃はスポーツ選手になりたかったです。サッカーとか野球の選手にね。だけど体力もそんなになかったし、親にも大反対されたんです。自分でも早くからそう気づいて諦めました。でもまた生まれ変わるのなら俳優もいいですけど、サッカー選手や野球選手になってみたいという気持ちもありますね。


ー日本で行きたいところはありますか?

 以前大阪で「美女はつらい」の公演をやったり、知り合いもいてゆっくりできるので大阪が好きです。東京も大好きですよ。京都は子どもの頃、家族旅行で行ったんですが、とてもいい思い出として残っているので京都も好きです。行ったことのない所で行ってみたい所は2ヶ所あって、沖縄と札幌に行ってみたいです。


ー「乱暴(ワイルド)なロマンス」の日本ロケはどこでしたか?

 湯布院でした。


ー九州(大分県)ですね。

 とてもよかったです。九州の湯布院です。とてもいい所だったので、もう一度行きたいと思っています。


ー日本のファンへメッセージをお願いします。

 「乱暴(ワイルド)なロマンス」が日本でたくさん愛されてほしいと願っています。つい先日までミュージカル「ヘドウィグ」をやったのですが、とても楽しかったです。2013年1月にはミュージカル「レベッカ」をLGアートセンターでやる予定ですので、たくさん応援してくださいね。頑張ります。

 健康が一番ですからいつもお元気で毎日幸せに楽しくお過ごしください。また日本で直接お目にかかる日が来ることを楽しみにしています。その時までお元気で。さようなら。