キム・ダヒョン独占インタビュー(2012/12/19配信)

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キム・ダヒョン ードラマ「1年に12年の男」で演じた役柄について教えてください。

 ドラマで演じたのはヒョヌという人物です。星座についての物語です。12星座の中で僕は水がめ座でした。水がめ座は皆さんご存知かわかりませんが、簡単に言うと、恋愛において親しくなるのは早いですが、深入りはしないちょっと冷たい男で、愛されていると思って女性が近づいてくると「そこまで」と女性が深い関係になりたがると拒絶するという、そんな役割でした。実際の僕とは性格が違っていました。でも、とても楽しい経験でした。


ードラマ「1年に12年の男」の見どころは?

 僕は水がめ座でしたが、その他に11の星座がありますよね。それぞれの星座の男性が出てくる所がおもしろい点だと思います。女性は1人ですが、12の星座の男性が登場します。1話ごとに主人公として彼らの愛の形などを星座に絡めてご覧いただくと、楽しめると思います。


ー撮影時のエピソードを聞かせて下さい。

 撮影当時は冬でとても寒かったのですが、オ・ジョンロク監督が僕をかわいがってくださって、映像を美しく撮りたいとおっしゃたんです。それで雪を散らすシーンがありました。撮影のために雪の日を待ちました。

 そしたら、ちょうど雪が降ったんです。撮影の日が決まって、雪を散らすシーンを撮るために足あとのついていない場所を探しました。そこは、一般の道ではなくて小さな池のような場所でした。カチカチに凍った池です。その上に雪が積もっていて、池なので誰かが入った跡もありませんでした。

 そこに僕が入って、雪をこんなふうに振り撒いて空を見上げるというシーンだったのですが、本当にものすごく寒くて手が凍りつくほどでした。雪をずっと触ってるので、雪を散らすシーンだけを30分〜1時間ぐらい撮り続けました。手が真っ赤になって、かじかんで、本当に苦労した記憶があります。放送を見るととても美しい映像に仕上がっていました。よかったです。


ー1月1日生まれの山羊座だそうですが、星占いは信じますか?

 新聞に星座別の運勢の欄がありますよね。あれをよく見るほうです。山羊座の運勢を100%信じるわけではありませんが、なにげに気になるんですよね。おもしろ半分で見ながら、「特別な出会いがある」と書いてあるとなんだかワクワクしたり、「ラッキーカラーは青」なんていうのもありますね。見たら心に留めておいて、何かを選ぶときに青を選択したりとか、そんな感じですね。


ー12星座の男性の中で、素の自分に最も近いキャラクターは?

 そうですね、正確には思い出せませんが山羊座とかかな?とりあえず、自分が山羊座なので、山羊座が近いのではないかと思うのですが、キャラが思い出せません。でも、昔、星座に興味を持って調べたとき、3つの星座に似ていた気がします。それが何だったか…乙女座と天秤座だったかな。山羊座と3つぐらいが僕と近かったです。


ー色んな星座の特性をお持ちなんですね。

 確か3つぐらいでしたね。


ー1月にミュージカル「ウェルテルの恋」で来日されますが、日本は初めてですか?

 いいえ。旅行で行ったことがあります。


ー日本のファンの印象は?

 日本でファンの方に会ったことはありません。旅行だったので、公演のために行くのは初めてなんですよ。とてもワクワクしていますし、期待しています。実は韓国まで公演を観に来てくださるファンの方々がいらっしゃいます。その気持ちがとてもありがたいです。公演のために朝の飛行機でいらっしゃって、翌日の便で、すぐ帰国なさいます。

 僕の公演のためにいらしたと聞いて本当にとてもありがたく思いました。そんな方々の一人ひとりの気持ちを理解して、よりいっそう公演を頑張って、最高の公演をお見せしなければと思うようになりました。今回は僕が行くことになったので、とてもうれしいです。早くお目にかかりたいです。


ー約2週間の公演ですが、オフがあったら行ってみたいところはありますか?

 休日や公演後の夜の時間に行ってみたい所は多いです。気になることも多いし、食べ物も場所もおすすめの場所があればファンの方に教えていただけたら幸いです。メモやお手紙で教えてくだされば訪ねて行きます。


ー今後挑戦してみたい役や作品などは?

 多いです。やってみたい作品がまだたくさん残っています。今の自分の状況や年齢に合っていて、そのときの感情を生かしたい時期に、いい作品やキャラクターに出会えたらいいなと思います。今後また他の作品でもご挨拶申し上げたいです。「ウェルテルの恋」の日本公演がいい機会になれば幸いです。韓国の創作ミュージカルが海外に進出する機会や発展につながればうれしく思います。


ー最近の活動やプロモーションなどがあればお願いします。
 
 最近は舞台の公演が続いていました。ミュージカル「ロックオブエイジ」と創作ミュージカル「双花別曲」、今は「ウェルテルの恋」の公演を頑張っていて、少し前に「ロックオブエイジ」の公演が始まったところです。それからSBSの「大風水」という時代劇の撮影中です。韓国の時代劇も日本で放送されたことがあると聞きました。また公演以外の他の作品でもご挨拶できればうれしいです。


ー最後に日本のファンの方へメッセージをお願いします。

 ついに「ウェルテルの恋」を日本で公演することになりました。個人的にとてもうれしく思っています。大きな期待に胸をときめかせています。韓国のミュージカル俳優として、創作ミュージカルを通して日本の皆さんにお目にかかることは、僕の人生において意味深い出来事になると思います。

 これを機に韓国のミュージカルが日本でたくさん公演されるようになることを願っています。皆さんによい舞台をお届けしたいです。頑張って準備をしましたので、たくさんの方々にお越しいただき、たくさんの応援と愛をお寄せいただけたら幸いです。ありがとうございます。会場でお目にかかりましょう。